kazu2000のブログ / 社寺仏閣巡り

神社が好きで関西を中心に廻っています。kazu1000のブログ記事が満杯になりましたので、このkazu2000より引き続き投稿致します。

高安古墳群【開山塚古墳】(かいざんづかこふん)/ 大阪府八尾市

大阪八尾市の高安山中腹の群集墳高安古墳群の内、長大な横穴石室の【開山塚古墳】(かいざんづかこふん)です。


案内板には次のように書かれています。


「法蔵寺境内の山側の尾根には、【開山塚古墳】(かいざんづかこふん)(郡川1号墳)はじめとする6世紀後半頃を中心に造られた横穴式石室墳が残されています。江戸時代に著された「河内名所図会」の法蔵寺境内の様子を描いた部分にもその姿が描かれています。これらは、八尾市の生駒西麓に分布する250基近い古墳からなる高安古墳群の一支群です。開山塚古墳という古墳の名称は、江戸時代に曹洞宗法蔵寺を開いた好山和尚の廟塔である清涼塔が、古墳の背後にあることから、名付けられたものです。石室の全長は、13mを測り、高安古墳群中、最大の両袖式の横穴式石室墳です。また、大森貝塚を発見した米国人の博物学者、エドワード・S・モースが、明治12年(1879年)に精密な図の作成を行うなどの調査を行い、欧米の学界にいち早く紹介した古墳でもあり、考古学の学史上も重要な役割を果たした古墳です。郡川2号墳、郡川3号墳、郡川3-B号墳、郡川4号墳は、開山塚古墳に比べると、小規模な横穴式古墳です。郡川2号墳は片袖式の、郡川3号墳は両袖式の横穴式古墳です。郡川3-B号墳は、郡川3号墳の墳丘裾で確認した無袖式の横穴式石室墳で、7世紀の初め頃のものです。郡川4号墳は、石室の全長が8m前後と考えられる横穴式石室墳です。開山塚古墳をはじめとするこれらの古墳は、高安古墳群の一支群のありかたを現代に伝える貴重な文化財として、平成16年度と平成17年度に八尾市指定史跡になりました。」


この古墳の上には、好山和尚の墓といわれる「清涼塔」があります。




所在地: 八尾市郡川6丁目3 (法蔵寺墓地及び付近)


アクセス: 近鉄「信貴山口」駅から徒歩約17分。標識通りに高安山山頂に向かって坂を上がる。又は近鉄「服部川」から徒歩約17分。











高安山(大道コースから恩地コース)

高安山(大道コースから恩地コース




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