『西大寺石落神社本殿』 奈良市指定文化財
この場所は西大寺の境内飛地であり、神社は西大寺の鎮守社として仁治3年(1242)叡尊によって祀られたのが始まりとされています。
この本殿は正面に階段を設けず一面に床を張る見世棚造となっており、装飾の少ない簡素な建物です。古式な要素が各所にみられ、風蝕も著しく、建立年代は室町時代の中頃と考えられます。
奈良に多い見世棚造小社殿の中でも年代の特に古いものとして貴重なものです。(1982年に保存修理が行われ、瓦葺から桧皮葺に復原されました。)
場所:奈良県奈良市西大寺南町1−19 エクセルハイツ西大寺駅前






