kazu2000のブログ / 社寺仏閣巡り

神社が好きで関西を中心に廻っています。kazu1000のブログ記事が満杯になりましたので、このkazu2000より引き続き投稿致します。

【郡山八幡神社】(こおりやまはちまんじんじゃ)奈良県大和郡山市

【郡山八幡神社】(こおりやまはちまんじんじゃ)は奈良県大和郡山市にある神社。聖武天皇の勅命により、東大寺大仏の鋳造が完成した天平勝宝元年(749年)に、 東大寺大仏の守護神として宇佐八幡神を勧請されることになりました。



『続日本書紀』によると同年12月18日に、宇佐八幡神を平群郡に迎え、27日に京に入り、京南の梨原宮に新殿を造って神宮としたとなっています。



京入りの前日、和州薬師寺門前の休ヶ丘で一泊されました。時の豪族中尾氏は勧請し、柳八幡大菩薩と尊崇し小高き丘の上、天高くそびえ立つ老木の松の根方に斎祀申し上げ、この地を”柳”と命名しました。



奈良県の宇佐八幡宮系の宮では一番古く、現在大和郡山市の神社のうちでも、ただ一社の氏神神社。




東大寺の大仏建立


奈良の大仏は聖武天皇の発願で天平17年(745年)に制作が開始され、天平勝宝4年(752年)に開眼供養会(かいげんくようえ)が行われました。




大仏を作るために使われた金属は銅499.0トン、すず8.5トン、金0.4トン、水銀2.5トン。


聖武天皇は疫病や社会不安から国を鎮護するための国家的大事業として東大寺を建立していましたが、天皇が沢山の費用を使って仏教寺院を建立すれば、貴族からどんな反対の意見が出るかもしれません。



このような状況下、宇佐八幡神から「われ天神地祇(てんしんちぎ)を率(ひき)い、必ず成し奉(たてまつ)る。銅の湯を水となし、わが身を草木に交(まじ)えて障(さわ)ることなくなさん」という協力の託宣が出されました。


八幡神は天の神、地の神を率いて、わが身をなげうって協力し、東大寺の建立を必ず成功させるため、聖武天皇にとって、これほど心強いことはありません。





所在地:奈良県大和郡山市柳4丁目25番地



アクセス:近鉄郡山駅・徒歩5分











◆大和郡山市内神社👇