kazu2000のブログ / 社寺仏閣巡り

神社が好きで関西を中心に廻っています。kazu1000のブログ記事が満杯になりましたので、このkazu2000より引き続き投稿致します。

旧奈良県立図書館(城址会館)/ 「郡山城」展望施設

明治41年に奈良県最初の県立図書館として奈良公園内(現在の県庁の南側)に建てられたもので、昭和43年に郡山城内に移築されました。


設計は奈良県技師の橋本卯兵衛が行いました。旧高市郡教育博物館(橿原市所在、明治36年竣工)も彼が設計したもので、類似した外観をもっています。


本館は木造2階建、入母屋造<いりもやづくり>、千鳥破風<ちどりはぶ>付きの主棟と、その両側に平屋建、切妻造<きりづまづくり>の翼部を配した左右対称の構成をとっています。木骨構造に和風の外観と洋風の内装を施した建物で、外観には日本の伝統建築の意匠が多く採用されています。県内の数少ない近代和風建築の中でもとりわけ重要な建物です。




所在地:奈良県大和郡山市城内町2

















大和郡山市のシンボル「郡山城」展望施設


崩落の恐れがあった天守台の石垣の修復と展望施設の整備を、平成25年度から4年をかけて実施。
展望施設からは、大和郡山のまちなみとともに、平城京大極殿・薬師寺・若草山までのぞむことができます。
築城400年余の歴史を感じながら、郡山城を彩る春の桜、秋の紅葉、早春の梅などと眺めることができます。



展望施設 利用時間
10月~3月:7時~17時
4月~9月:7時~19時


行事等により時間が異なる場合があります。
「大和郡山 お城まつり」開催期間中は、利用時間を21時まで延長。18時から天守台ライトアップも行います。


展望施設への行き方
(住所:大和郡山市城内町・柳澤神社北側)


柳澤神社境内を通り、奥へ進むと天守台があります。
登り口は、東側にある階段から(これまでどおり)。
途中の付櫓台からさらに登ると、展望施設のある天守台上面にたどり着きます。



郡山城跡 (こおりやまじょうせき)


織田信長の時代に、筒井順慶が築城。豊臣秀吉の時代に、豊臣秀長が百万石の居城とし、大幅に拡張された。江戸時代には郡山藩がおかれ、水野氏、松平氏、本多氏などの統治の後、柳澤氏が入り幕末まで続いた。明治維新後、多くの建物は破却されたが、近年、追手門・櫓・天守台などが修復・整備され、城跡に一段と風格を添えている。「続日本100名城」(財団法人日本城郭協会)に認定されている。


城跡は桜の名所としても有名で、満開の桜のもとで開催される「大和郡山お城まつり」は多くの人々で賑わう。








大和郡山市のシンボル「郡山城」展望施設 *Blog貼付用動画