kazu2000のブログ / 社寺仏閣巡り

神社が好きで関西を中心に廻っています。kazu1000のブログ記事が満杯になりましたので、このkazu2000より引き続き投稿致します。

【金山媛神社】(かなやまひめのかみじんじゃ)大阪府柏原市

【金山媛神社】(かなやまひめのかみじんじゃ)大阪府柏原市



この地は古代より鉱工業の栄えた地域で、金山媛は、その守護神として奉祀されたと伝えられている。金属業・農土木産業など火に関わりのある事業に功徳があるとされている。この神社は、日本でも有数の歴史がある鉄工の守護神として有名です。 御祭神 :金山毘賣神(かなやまひめのかみ)由緒については、「当社は平安時代の延長五年に制定された延喜式神名帳に登載された式内社であります。御祭神金山毘賣神は、奈良時代和銅五年に書かれた古事記によりますと、伊邪那岐、伊邪那美二柱よりお生れになったと記されてあります。この神様は元、嶽山の嶺に奉祀されておりましたが中世時代に今の場所に遷座されました。その間八大金剛童子社、俗に山王さん、天王さんとも稱されて来ましたが明治八年に今の社名に改められました。当地は古代より鉱工業の栄えた所と思われその守護神として奉祀されたのが始めではないかと思われます。全国最古の鉄工の守護神として、金属業、農土木産業、火に携わる事業に対する御神徳まことに威大であります。」と書かれています。また、社務所から山へ続く道に「至福堂」があります。




住所:大阪府柏原市雁多尾畑4827




アクセス:JR河内堅上駅より西へ行き、左手の道を山のほうへ道なりに 徒歩約20分で、
「金山媛彦神社」に着きます。さらに、山のほうへ道なりに徒歩約15分でこの【金山媛神社】(かなやまひめのかみじんじゃ)に着きます。



【金山彦神社】(かなやまひこじんじゃ)大阪府柏原市青谷 

【金山彦神社】(かなやまひこじんじゃ)大阪府柏原市青谷



御祭神は、金山毘古神(かなやまひこのかみ)。 金山毘古神社はおよそ千数百年前(醍醐天皇延長五年)の平安時代に制定された延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)に登載された式内社です。御祭神の金山毘古神は、およそ千三百年前(元明天王和銅五年)に太安万呂によって書かれた古事記によりますと、伊邪那岐いざなぎ(伊弉諾神)・伊邪那美いざなみ(伊弉冉神)二柱の神様よりお生れになったと記されてあります。この神様は火の神様と御関係が深く、炊事を司る婦人の健康と安全を、加えて近年では鉄工、金属業、農土木産業、金融業や火に携る諸事の安全と繁栄をお守り下さる神様です。


「金山彦神」(かなやまひこのかみ)は、日本神話に登場する神。『古事記』では金山毘古神、『日本書紀』では金山彦神と表記されます。金山毘売神(かなやまびめのかみ、金山姫神)とともに鉱山の神として信仰されています。
神産みにおいて、イザナミが火の神カグツチを産んで火傷をし病み苦しんでいるときに、その嘔吐物(たぐり)から化生した神。『古事記』では金山毘古神・金山毘売神の二神、『日本書紀』の第三の一書では金山彦神のみが化生しています。



所在地: 大阪府柏原市青谷2060



【清浄泉】(せいじょうせん)(浄井戸)大阪府柏原市太平寺


【清浄泉】(せいじょうせん)(浄井戸)大阪府柏原市太平寺


浄井戸(じょいど)とも呼ばれる湧水地は「石神社」(いわじんじゃ)の東側にある井戸です。この井戸は生駒山地の形成時に、岩盤から大量に湧出するようになった湧き水で、飛鳥朝・奈良朝の時代には智識寺行宮・竹原井(たかはらい)離宮に行幸された天皇様やお坊さんがここの水を飲んだそうです。竹原井の「井」はこの井戸であるという説もあります。石(いわ)神社の南から古代の導水管が出土していますが、これが清浄泉から水を引くものだと考えられています。竹原井頓宮がここにあったという傍証として挙げられたこともあるそうです。




場所:大阪府柏原市太平寺二丁目






【石神社】(いわじんじゃ)大阪府柏原市 (2/2)

【石神社】(いわじんじゃ)大阪府柏原市


延喜式神名帳に記されている式内社で、旧社格は郷社。 神社は、柏原市太平寺地区の生駒山地南端に近い小高い丘陵の山腹に位置する。 麓の境内に社務所が、高い石段を登った ところに社殿がある。 祭神の石姫皇女は、宣化天皇の皇女、欽明天皇の皇后である 。他に石長姫命、熊野権現。 境内にある大きなクスノキは、周囲約6メートル・高さ約16メートル以上の大木で、樹齢700~800年と推定されており、大阪府指定天然記念物となっている。 かつて、この辺りに「智識寺」と呼ばれる古代寺院があった。 聖武天皇、孝謙天皇が難波宮と平城宮を往来する際にここを訪れ、礼拝例仏されたという。 智識寺には大きい廬舎那仏があり、これを見た聖武天皇が東大寺大仏造営を発願されたといわれている。 その後寺は室町時代ごろに廃れたとされる。





所在地:大阪府柏原市太平寺2丁目19-13


アクセス :近鉄大阪線「安堂駅」下車、東へ約800メートル



【石神社】(いわじんじゃ)大阪府柏原市 (1/2)

【石神社】(いわじんじゃ)大阪府柏原市



延喜式神名帳に記されている式内社で、旧社格は郷社。 神社は、柏原市太平寺地区の生駒山地南端に近い小高い丘陵の山腹に位置する。 麓の境内に社務所が、高い石段を登った ところに社殿がある。 祭神の石姫皇女は、宣化天皇の皇女、欽明天皇の皇后である 。他に石長姫命、熊野権現。 境内にある大きなクスノキは、周囲約6メートル・高さ約16メートル以上の大木で、樹齢700~800年と推定されており、大阪府指定天然記念物となっている。 かつて、この辺りに「智識寺」と呼ばれる古代寺院があった。 聖武天皇、孝謙天皇が難波宮と平城宮を往来する際にここを訪れ、礼拝例仏されたという。 智識寺には大きい廬舎那仏があり、これを見た聖武天皇が東大寺大仏造営を発願されたといわれている。 その後寺は室町時代ごろに廃れたとされる。




所在地:大阪府柏原市太平寺2丁目19-13


アクセス :近鉄大阪線「安堂駅」下車、東へ約800メートル