【佐麻多度神社】(さまたどじんじゃ)大阪府八尾市
【佐麻多度神社】(さまたどじんじゃ)は、河内国高安郡の式内社であり大阪府八尾市山畑に鎮座します。
創建年、本来の祭神は不詳であるが、大和時代(西暦600年代)の創建と伝えられています。現在の祭神は佐麻多度大神で山畑村の産土神。もとの鎮座地はさらに約100m上の高安山中腹の谷口天神山にあった白華観音院の寺領内にありました。
明治5年の神仏分離令で寺は廃絶となり、【佐麻多度神社】(さまたどじんじゃ)は村社に列するようになり、同年4月に「山畑神社」と合祀されました。明治32年6月に参拝に不便という理由で現在地に遷座されました。
高安郡の式内社である「春日戸社坐御子神社」は、当社に合祀され、現在の「摂社・山畑神社」であるとされています。また、「山畑神社」は「高座明神」とも称されます。
【佐麻多度神社】の境内南側の鳥居の脇に重さ165kgほどある「力石」が4つ置かれていいます。昔、山畑村の青年たちの娯楽として「力比べ」をした時に用いられたものです。
住所: 大阪府八尾市山畑340
アクセス:近鉄信貴線「服部川駅」から東へ約1km











