kazu2000のブログ / 社寺仏閣巡り

神社が好きで関西を中心に廻っています。kazu1000のブログ記事が満杯になりましたので、このkazu2000より引き続き投稿致します。

【菅原天満宮】(すがわらてんまんぐう・すがはらてんまんぐう)奈良県奈良市

【菅原天満宮】(すがわらてんまんぐう・すがはらてんまんぐう)は、奈良県奈良市菅原町にある神社。
式内社で、旧社格は郷社。古代氏族の土師氏・菅原氏に関係する神社として知られています。祭神は「天穂日命」(あめのほひのみこと)「野見宿祢命」(のみのすくねのみこと)「菅原道真公」(すがはらのみちざねこう)の3柱です。


創建については不詳、菅原の地を本貫(本拠地)とする土師氏支族(のちの菅原氏)が、その祖神を祀ったことに始まると推測されています。


延長5年(927年)成立の『延喜式』神名帳では大和国添下郡に「菅原神社」と記載され、式内社に列しています。社伝では、文亀年間(1501-1504年)に社殿が兵火にかかったほか、元禄年間(1688-1704年)にも火災にかかり、寛保年間(1741-1744年)に一乗院宮真敬法親王の命によって再建のことがあったといわれています。






住所:奈良県奈良市菅原町518番地


アクセス:
近鉄橿原線 尼ヶ辻駅 より徒歩約12分
近鉄京都線・奈良線・橿原線 大和西大寺駅 より徒歩約16分



【菅原天満宮遺跡天神堀】(天神堀遺跡)


菅原天満宮がある奈良市菅原町には菅原道真の産湯池と伝えられる遺跡があります。
 道真の母君が京都からこの菅原氏族の故地に帰参して産みたもうたと伝えられています👇



【菅原天満宮遺跡天神堀】(天神堀遺跡)は、有名な「西大寺」の南側一帯に広がる奈良市「菅原」地区、梅などでも有名な「菅原天満宮」の境内地からも近い位置にある小さな遺跡です。


この場所は、かつてこの地域を拠点とした氏族である「菅原氏」の邸宅があった場所と伝わる場所となっており、後世には隣接する菅原天満宮が菅原道真信仰の拠点の一つとなったこともあり、京都から元々の拠点であった菅原の地に戻った菅原道真の母親が道真を産んだ場所、菅原道真の生誕地であるという伝説が現在に至るまで残された場所にもなっています。




◆近郊の神社👇

【西大寺八幡神社】(さいだいじはちまんじんじゃ)奈良市西大寺芝町

【西大寺八幡神社】(さいだいじはちまんじんじゃ)は、近鉄大和大和西大寺駅及び西大寺境内の西側、1キロも離れていない住宅街の一角にあります。



祭神は、「気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)」「誉田別命 (ほんだわけのみこと)」「玉依姫命 (たまよりひめのみこと)」を祀ります。


神社は明治期に神仏分離が図られるまでは西大寺の鎮守神として機能して来た歴史を有しており、その創建は西大寺の創建期と同じ奈良時代にまで遡るものとされています。


社伝によると、現在のような神社として整備されたのは西大寺を中興した「叡尊上人」の活躍した鎌倉時代、1281年(弘安4年頃)とされ、当時は神仏習合の文化があったことから「僧形八幡神像」が社殿に祀られていたともされています。



『気長足姫命』(おきながたらしひめのみこと)とは、神功皇后 (じんぐうこうごう)のこと。
神功皇后が応神天皇を出産した伝承により、安産の神として信仰されています。


また、神功皇后(成務天皇40年 - 神功皇后69年4月17日)は、日本の第14代天皇・仲哀天皇の皇后。



『日本書紀』での名は気長足姫尊で仲哀天皇崩御から応神天皇即位まで初めての摂政として約70年間君臨したとされています。






所在地:奈良県奈良市西大寺芝町2丁目10


近鉄「大和西大寺駅」から直線約770m(徒歩約18分)




【西大寺八幡神社】(さいだいじはちまんじんじゃ)奈良市西大寺芝町


主祭神 
気長足姫命 (おきながたらしひめのみこと)
誉田別命 :(ほんだわけのみこと) 
玉依姫命 :(たまよりひめのみこと) 



末社祭神 


三筒男神 :(みつつおのかみ)
気長足姫命 :(おきながたらしひめのみこと)
天照大神 :(あまてらすおおみかみ)
市杵島姫命 :(いちきしまひめのみこと) 
善女竜王 :(ぜんにょりゅうおう)
蛭子神: (ひるこのかみ) 
品陀別命 :(ほんだわけのみこと) 
武内宿禰 :(たけのうちすくね) 
宇迦之御魂神 :(うかのみたまのかみ)



寺院神社大辞典には、
「もとは、西大寺の鎮守で明治維新の神仏分離によって独立。長承三年(1134)の南寺敷地図帳案(西大寺文書)には、一条四坊四坪に「西大寺八幡宮供田西小一反山」、五坪に「八幡宮敷地」とあるので、それ以前から祀られていた。


叡尊入寺後の弘安八年(1285)十一月十七日に神体を安置(感身学正記)。本殿は室町時代の建物で、国指定重要文化財。三間社流造。本殿内部の前机三脚にはそれぞれ阿弥陀仏三尊の種子を記し、永禄九年(1566)の墨書銘がある。」と書かれています。
     


八幡神社



◆近郊に「西大寺奥の院」があります。👇




「平城宮跡 朱雀門(すざくもん)」「平城宮跡 第一次大極殿院 南門」奈良県奈良市

朱雀門(すざくもん)は、古代、平城京や平安京といった条坊都市の宮城(大内裏)において南面する正門。大内裏の外郭十二門のうち最も重要な門であった。「しゅじゃくもん」ともいう。
唐の条坊制を模範に造営された古代都城では、中央北辺に宮殿、官衙からなる宮城が置かれた。平城京では平城宮、平安京では平安宮などといい、大内裏とも呼ばれた。大内裏には四方に12の門が備えられ、各々有力氏族の姓が付与されていた。


南門は「天子南面す」というように、皇宮より京師を睥睨(へいげい)する最も重要な門であり、朝廷の有力氏族、大伴氏の姓が付けられ「大伴門」と呼ばれていた。和銅7年(714年)、これを漢風に改め、四神において南方を守護するとされる朱雀の名を冠したものとした。朱雀門から都城正門の羅城門に続く大路を朱雀大路といい、現在の千本通に相当する。





所在地 :奈良市佐紀町239-3


アクセス :近鉄大和西大寺駅より徒歩20分





「平城宮跡 朱雀門(すざくもん)」奈良県奈良市



第一次大極殿院 南門【南門】👇



「平城宮跡 第一次大極殿院 南門」奈良県奈良市



南門の道を挟んで向かい側のため池👇

【斉音寺天満神社】(さいおんじてんまんじんじゃ)奈良市柏木町5

唐招提寺の北側、鎮守の森に鎮座しています。「斉音寺」という名称は、かつてこの付近に斉音寺という寺があったことによるそうです。神社の東には秋篠川が流れ、「斉音寺橋」という名の橋があります。ご祭神は菅原道真。
遣唐使の一人として中国で歿した藤原清河の邸宅がこのあたりにあったといわれています。


お社、狛犬などすべて二重の格子戸の囲いの中にあります。









住所 :奈良県奈良市柏木町599




アクセス:近鉄橿原線「西ノ京駅」から直線約1.44km(徒歩約34分)


又は近鉄橿原線の尼ヶ辻駅で下車。南へ約500m。




天満神社



◆近郊の神社👇


【福天満神社】(ふくてんまんぐう)奈良市六条町

【福天満神社】(ふくてんまんぐう)近鉄橿原線「西ノ京駅」から少し歩いたところ、交通量の多い9号線「奈良大和郡山線」に沿ってひっそりと鎮座しています。


石鳥居を潜り抜けると、鮮やかに栄える朱色の小さい祠と大きな祠が鎮座しています。


祭神は菅原道真公。当地の小字名を冠して大保天神と呼ばれ木造採食,像高37cm管公神像があります。本殿の北の茂みに古い社殿が一棟あり、これは近くの堤防の宿院の宮古跡に祀られていましたが、秋篠川の改修により取り除かれた社殿が移されたもの。







住所:奈良県奈良市六条町133


アクセス:近鉄「西ノ京駅」 から徒歩7分(557m)



◆近郊の神社👇