kazu2000のブログ / 社寺仏閣巡り

神社が好きで関西を中心に廻っています。kazu1000のブログ記事が満杯になりましたので、このkazu2000より引き続き投稿致します。

【弓削神社】(ゆげじんじゃ)*西側 大阪府八尾市弓削町

【弓削神社】(ゆげじんじゃ)大阪府八尾市弓削町


大阪府八尾市付近に勢力を保持していた物部氏の一族である弓削氏の氏神。八尾の弓削神社は、JR志紀駅・長瀬川を挟んで2箇所あり、東側の東弓削一丁目にある「弓削神社」と西側の弓削町一丁目にある「弓削神社」の二社一対で二座にあてている。両社とも式内大社。
鎮座地は弓削が旧河内国志紀郡、東弓削が旧河内国若江郡にあたり、延喜式神名帳には若江郡の式内社と記載されている。



*東側「弓削神社」(八尾市東弓削) - 旧若江郡東弓削村鎮座。旧村社。
*西側「弓削神社」(八尾市弓削町) - 旧志紀郡西弓削村(弓削村)鎮座。旧村社。



両社は長瀬川を挟んで約300メートル離れて鎮座する。平安時代中期の『和名抄』には河内国若江郡に「弓削郷」の記載があり、奈良時代の文書には河内国若江郡の人として「弓削宿禰伯万呂」が見えることから、一帯は古代氏族の弓削氏の集住地であったとされる。弓削神社は、その社名から弓削氏の氏神であったとされ、付近では弓削氏の氏寺とされる弓削寺(のち由義寺)の所在も知られるほか、弓削道鏡との関連で称徳天皇が由義宮(西の京)を営んだことも知られる。一帯は大化前代の軍事氏族の物部氏の支配地で、弓削氏はその配下にあって弓削部を管掌した伴造氏族であり、『新撰姓氏録』では物部系氏族として「弓削宿禰」の記載が見える。八尾市には、同様に矢作部を管掌した矢作氏の氏神である「矢作神社」(八尾市南本町)、物部系神社として「渋川神社」(八尾市植松町)・「跡部神社」(八尾市亀井町)もある。



こちら西側の【弓削神社】には、境内に「天満宮」「金刀比羅神社」 「猿田彦神社」「稲荷神社」がある。


所在地 :大阪府八尾市弓削町1丁目36


アクセス:JR大和路線 志紀駅下車。徒歩約5分











影絵物語「称徳天皇と弓削道鏡物語」01



影絵物語「称徳天皇と弓削道鏡物語」02



影絵物語「称徳天皇と弓削道鏡物語」03



影絵物語「称徳天皇と弓削道鏡物語」04

【弓削神社】(ゆげじんじゃ)*東側 大阪府八尾市東弓削

【弓削神社】(ゆげじんじゃ)大阪府八尾市東弓削



大阪府八尾市付近に勢力を保持していた物部氏の一族である弓削氏の氏神。八尾の弓削神社は、JR志紀駅・長瀬川を挟んで2箇所あり、東側の東弓削一丁目にある「弓削神社」と西側の弓削町一丁目にある「弓削神社」の二社一対で二座にあてている。両社とも式内大社。
鎮座地は弓削が旧河内国志紀郡、東弓削が旧河内国若江郡にあたり、延喜式神名帳には若江郡の式内社と記載されている。



*東側「弓削神社」(八尾市東弓削) - 旧若江郡東弓削村鎮座。旧村社。
*西側「弓削神社」(八尾市弓削町) - 旧志紀郡西弓削村(弓削村)鎮座。旧村社。



両社は長瀬川を挟んで約300メートル離れて鎮座する。平安時代中期の『和名抄』には河内国若江郡に「弓削郷」の記載があり、奈良時代の文書には河内国若江郡の人として「弓削宿禰伯万呂」が見えることから、一帯は古代氏族の弓削氏の集住地であったとされる。弓削神社は、その社名から弓削氏の氏神であったとされ、付近では弓削氏の氏寺とされる弓削寺(のち由義寺)の所在も知られるほか、弓削道鏡との関連で称徳天皇が由義宮(西の京)を営んだことも知られる。一帯は大化前代の軍事氏族の物部氏の支配地で、弓削氏はその配下にあって弓削部を管掌した伴造氏族であり、『新撰姓氏録』では物部系氏族として「弓削宿禰」の記載が見える。八尾市には、同様に矢作部を管掌した矢作氏の氏神である「矢作神社」(八尾市南本町)、物部系神社として「渋川神社」(八尾市植松町)・「跡部神社」(八尾市亀井町)もある。





所在地 :大阪府八尾市東弓削1丁目166


アクセス:JR大和路線 志紀駅下車。徒歩約5分


【太田八幡宮】(おおたはちまんぐう) 大阪府八尾市太田

【太田八幡宮】(おおたはちまんぐう) 大阪府八尾市太田


この大田八幡宮の付近には古い町並みが数多く残っています。 【太田八幡宮】(おおたはちまんぐう)は、太田地区の氏神で、元は「免田神社」と呼ばれ中河内郡大正村大字大田字免田にありました。免田は字名。御祭神は品陀別命を祀ります。詳細な由緒等については不明ですが、「明治3年4月本地内にありし、巽神社・品陀別命、天皇西川神社・品陀別天皇を合祀し、同年 5年村社に列し、同40年1月神饌弊帛料供進神社に指定せらる。 境内は255坪を有し、本殿・拝殿・神楽所・社務所等を存す。」とのことです。





所在地:大阪府八尾市太田1丁目195


アクセス:
地下鉄「八尾南」駅から徒歩約15分又は、近鉄バス(八尾南循環バス)「田中町」から徒歩約3分周りは古い住宅街で正面鳥居前の道は狭く車の通行は不可。






【寶殿神社】(ほうでんじんじゃ)大阪府八尾市沼

【寶殿神社】(ほうでんじんじゃ)大阪府八尾市沼



当社は、室町時代河内守護職であった畠山氏の小山砦から鬼門の位置にあったので、その守護神として創建されたと伝えられ、沼の産土神である。本殿は一間社流造で覆屋内に鎮座し江戸時代初期のもので、市内に残存する古い建築様式の一つであり同時代のものと考えられる珍らしい木造狛犬二対も保存されている。またこの付近は宝永年間の大和川付替え工事のときその川筋に当っていたが村民が一致協力して村と神社を護った。それ故に現在もこの付近は千両まがりと呼ばれている。





所在地:大阪府八尾市沼1丁目130


アクセス: 地下鉄「八尾南」駅から徒歩約20分。又は、
近鉄バス(八尾南循環バス)「東町」から徒歩約2分。






【穴太神社】(あのうじんじゃ)大阪府八尾市宮町

【穴太神社】(あのうじんじゃ)大阪府八尾市


河内国若江郡の穴太邑が当地で、『姓氏録』未定雑姓の河内国にみえる孔王部首(あなほべのおびと)氏の住地でもありました。 穴太は現在、「あのう」と読まれています。祭神は、天照皇大御神、住吉四神(上筒男命・中筒男命・底筒男命・神功皇后)、春日四神(建御賀豆智命・伊波比主命・天子八根命・比売神)です。聖徳太子の生母で用明天皇の皇后である間人(泥部)穴穂部皇女の生地と称しています。




住所:大阪府八尾市宮町一丁目


アクセス:近鉄「八尾」駅から徒歩約15分