kazu2000のブログ / 社寺仏閣巡り

神社が好きで関西を中心に廻っています。kazu1000のブログ記事が満杯になりましたので、このkazu2000より引き続き投稿致します。

【八尾ドルメン古墳】"Yao Dolmen" / 大阪府八尾市

幻の八尾ドルメン古墳 Mysterious Tumulus, "Yao Dolmen". 大阪府八尾市


全国的に有名な大阪府八尾市の高安古墳群の中で「八尾ドルメン」(又は「河内ドルメン」)とばれる古墳。高安古墳群とは6世紀代に、生駒西麓に造られた、300基以上の横穴式石室墳が集中する古墳群です。
服部川・山畑・大窪・郡川の地域に集中して造られており、この地域は「高安千塚」ともいわれています。6世紀は、聖徳太子や蘇我馬子(そがのうまこ)・物部守屋(もののべのもりや)が歴史に登場する時代です。高安古墳群は全国的にも群を抜いて大きい横穴式石室を持つ古墳群です。「河内」という政治の中心近くにあって、大きな権力をもった豪族の墓域であったと考えられます。明治時代には多くの研究者(大森貝塚を発見した博物学者エドワード・シルヴェスター・モース(Edward Sylvester Morse)や日本考古学の父といわれるウィリアム・ゴーランド(ガウランドとも、William Gowland)を初めとする著名な外国人研究者たちが訪れ、いち早く海外に紹介された古墳群です。



場所:大阪府八尾市大窪382



幻の古墳、「八尾ドルメン古墳」 (正式名:大窪・山畑36号墳)/ Yao dolmen tumulus