kazu2000のブログ / 社寺仏閣巡り

神社が好きで関西を中心に廻っています。kazu1000のブログ記事が満杯になりましたので、このkazu2000より引き続き投稿致します。

【国分神社】(こくぶじんじゃ)・【国指定史跡 松岳山古墳】(まつおかやまこふん)大阪府柏原市(1/2)

【国分神社】(こくぶじんじゃ)は、大和川の河内国分駅と高井田駅の中間部にある国豊橋から南岸を王子方面へ遡ったところにあります。 境内に国指定史跡 松岳山古墳(しょうがくやまこふん)がある神社です。由緒にについて、国分神社は鎌倉時代御宇多天皇の朝に創建されました。御祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、飛鳥大神(あすかおおかみ)の三神。 例祭は夏は七月十七日、秋は十月十七日。境内の山頂は国指定史跡の松岳山古墳(しょうがくやまこふん)で。これより出土した船氏の王後首墓誌は、我国最古のもので国宝に指定され東京の三井氏所有であり東京国立博物館に保管されています。


【国指定史跡 松岳山古墳】(まつおかやまこふん)


大和川を北にして、その南岸の河流に沿って走る高さ60メートルの丘陵に四世紀ごろ築造された前方後円墳です。墳丘の全長約130メートル、後円部の直径72メートル、同高16メートル、前方部の幅32メートル、同高6メートルの大きさです。この古墳は竪穴式石室に長持形石棺を納め、副室を加えた構造になっています。石棺は組み合わせ式長持形で内底の頭部に枕形をきざんでいます。内部からは刀、剣、おの、すき、かま、碧玉製品などの副葬品が出土しています。
また国宝の船氏王後首の墓誌がこの丘陵から発見されたと伝えられ、船氏の墓の墓石が建てられています。
国の史跡に指定され、出土品は柏原市指定有形文化財に指定されています。


国分神社社の裏山にあります。務所で了解を得てから見学お願いします。



住所: 大阪府柏原市国分市場1丁目6-35 



松岳山古墳(まつおかやまこふん) 柏原市



松岳山古墳(まつおかやまこふん) 柏原市