kazu2000のブログ / 社寺仏閣巡り

神社が好きで関西を中心に廻っています。kazu1000のブログ記事が満杯になりましたので、このkazu2000より引き続き投稿致します。

奈良県吉野 勝手神社~【金峯山寺】(きんぷせんじ)~ 吉野神宮


勝手神社


勝手神社とは奈良県吉野郡吉野町にある神社。祭神は『和漢三才図会』に「勝手社 祭神一座 愛鬘命」とある。また、「受鬘命」とも表記される。


現在の主祭神は天忍穂耳命とされている。大山祇命・久久能智命・木花佐久夜比咩命・苔虫命・葉野比咩命が配祀されている。



住所:奈良県吉野郡吉野町大字吉野山2354





【金峯山寺蔵王堂】(国宝)(きんぷせんじざおうどう)


金峯山寺は吉野山のシンボルであり修験道の根本道場です。金峯山とは吉野山から山上ヶ岳(大峰山)にいたる山々の総称で、“金のみたけ”という意味。山上ヶ岳にある大峰山寺への玄関口の役割を持っています。


創立年代は不明ですが、その昔、役行者が金峯山を開き、平安時代に聖宝理源大師が蔵王権現像を安置したといわれています。以降、中世において隆盛をきわめ、現在も金峯山修験本宗総本山として偉容を誇っています。


蔵王堂は、金峯山の高台にそびえたつ、東大寺大仏殿に次ぐ木造の大建築で、現在の本堂は1592(天正20)年に再建された、室町末期を代表する建造物です。正面5間、側面6間、建物の周りに藻腰を付けた入母屋造り、桧皮葺。高さが約34mもあるので、吉野を巡る折々にその威風を見ることができます。


本尊として3体の蔵王権現像をまつり、中尊の高さは7m余りの巨像。堂内は内陣と礼堂からなり、松やチャンチン(ツツジの一種)など自然木を素材のまま使った柱68本が林立するさまは豪壮です。


また、内陣の2本の金箔張りの化粧柱や須弥壇は太閤秀吉が花見の際に寄進したものといわれ、桃山建築の美しさを残しています。





所在地: 奈良県吉野郡吉野町吉野山2498



アクセス:


近鉄吉野駅よりロープウェイ吉野山駅下車、黒門・銅の鳥居・仁王門を経て徒歩約10分







【吉野神宮】(よしのじんぐう)奈良県吉野郡吉野町


後醍醐天皇を祭神とする神社。建武中興十五社の一社で、旧社格は官幣大社である。旧社名 吉野宮。南朝の後村上天皇は、父の後醍醐天皇が延元4年(1339年)に崩御した後、その像を吉水院に安置した。


以降、仏教式の供養が行われていたが、明治時代に入って神仏分離により明治6年(1873年)に吉水院を後醍醐天皇社という神社に改めた。2年後に吉水神社と改称して後醍醐天皇を祭神とする神社となった。このとき太政官政府は官費(国費)で別の神社を創建する考えを表明したが、そのまま棚上げになって時が経った。


明治22年(1889年)6月22日に、後醍醐天皇を祀る官幣中社吉野宮の創建が、明治天皇の意向で決定した。明治25年(1892年)に社殿が竣工して、吉水神社から後醍醐天皇像を移して遷座祭が斎行された。明治34年(1901年)に官幣大社に昇格し、大正7年(1918年)に吉野神宮に改称した。





所在地 :奈良県吉野郡吉野町吉野山3226



アクセス:近畿日本鉄道吉野線吉野神宮駅より約1km








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