kazu2000のブログ / 社寺仏閣巡り

神社が好きで関西を中心に廻っています。kazu1000のブログ記事が満杯になりましたので、このkazu2000より引き続き投稿致します。

【津原神社】(つはらじんじゃ) 大阪府東大阪市(1/2)

【津原神社】(つはらじんじゃ) 大阪府東大阪市




【津原神社】(つはらじんじゃ は、近鉄奈良線の河内花園駅から南へ200m程の場所に鎮座しています。祭神:天児屋根・天玉櫛彦・天櫛玉 「津原神社」は河内国・若江郡鎮座とされる式内小社です。饒速日の生駒への天降りに随伴した32人の防衛である天玉櫛彦、天櫛玉を祭神としています。「津原神社」の本殿の北側に「津原池」と呼ばれる神池があり、この池が御神体で祭祀対象です。玉櫛明神は止雨・雨乞いの神様で、日照りのときは雨乞いをしてこの池の水を汲みだしたそうです。 当社から南西10kmには大和川の支流だった平野川が北流し、その右岸に旭神社があります。その旭神社の摂社若宮八幡宮の縁起には、 「玉櫛明神」の縁起も記されているそうです。奈良時代の天平勝宝6年(754) 8月のこと、風雨が月を越えて止まず、八幡宮のご神託がありました。櫛笥(くしげ)と橘を大和川上流より流し、それらが止まった所に神を祀れば、水難は止まり、農民は安穏になろう。 大和川の上流から櫛笥と橘を流したところ、櫛笥が「津原池」の淀みに流れ着き、橘は若宮八幡宮の地に流れつきました。 櫛笥が止まった地に祠を建て祀ったものを「玉櫛明神(津原神社)」と称し、又、川の名前も玉櫛川となったそうです。








住所:大阪府東大阪市花園本町1丁目4


アクセス:近鉄奈良線「河内花園駅」より南へ徒歩約10分