安福寺と玉手山古墳群 - 動画 Dailymotion

石川と大和川の合流点を眼下に望む玉手山丘陵には、合計14基の前方後円墳と数基の円墳からなる前期の古墳群が形成されています。 これらの前方後円墳には、築造時期が五期以降(五期から八期までは中期古墳、九期から十一期までは後期古墳)に下降するものは知られていません。 玉手山古墳群は、前期古墳の二期から四期という短期間に複数の地域首長が、玉手山丘陵を共同の墓域に、造墓活動を繰り返した結果、形成されたものと考えられています。 玉手山の北西に位置するところにある安福寺横穴群があります。大阪府文化財の指定を受けています。 この横穴は、高井田の横穴と同じで、凝灰岩が露呈しているところに掘られてあり、短い羨道部と玄室とからなり、天井はゆるい弓形となっており、南側、北側ともに16基、計32基が見られます。 これらの横穴には、造りつけの石棺のあるもの、陶質棺が納められているもの、有名な騎馬人の壁画が彫刻されたものがあり、全国的に数少ない横穴遺跡として注目されています。

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